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2006年8月17日 (木)

レトロゲーム スーパースター列伝1

始まりました、レトロゲームの虎を紹介するこのコーナー。

記念すSnap001べき第1回は「ドラゴンバスター」です。

 

はっきり言って、俺はこのゲームに出会っていなかったらゲーマーやってません!(断言)それくらい衝撃が強かったデス、はい。

1984年のことですた。

当時、キン肉マン全盛期で、バスターと言えばキン肉バスターしか思いつかない時代。ちょうどドラバスとであったのはウォーズマンが「お前を上回る1200万パワーだー!!」とか言っていたころ。(多分)

それまでのゲームって小さいキャラクターが、同じサイズのキャラ相手に玉を吐いて当てて倒すって攻撃方法(もしくは体当たり)が多かったのだ。ところがこのゲーム、キャラクターが他のゲームに比べて2回りほどデカいっ!!攻撃方法もキチンと剣を振り回す!剣の技も「かぶと割り」「垂直斬り」があって多彩。そしてそれ以上に個性的な敵が多彩な攻撃で主人公を圧倒してくる。ダメージを受ければ、主役は痛そうに吹き飛ばされる。

Snap005極めつけは巨大ドラゴンっ!!

くらえっファイヤーボールスペシャル!

当時、ここまでしっかりとファンタジーの世界での闘いを表現したゲームは、皆無だったのだ。全国の少年ゲーマーたちはそれこそピンコ立ちになった。

かくゆう俺も週に100円の小遣いを全てこのゲームにつぎこむ程だった!まぁそんなプレイ頻度では上手くなるはずもないのだが。

「このゲーム、ファミコンで出ねぇかなぁ~」と思った矢先のことである、雑誌Beepの移植希望ランキングで一位を獲得したのだ。Beepいわく「この要望をメーカーさんにお届けします!」…私はこの記事をよんでそれこそ狂喜乱舞した!(アントニオ猪木談(嘘))

そしていよいよリリース!!正月のお年玉を貯めて待ち望んだ発売日!!…なんじゃぁあこりゃあ!!別物、まったくの別物っ!!…あまりの衝撃にプレイを中断してしまいました…。それもそのはず、ファミコンではどうしても完全移植はムリだったのだ!キャラクタのグラフィックは汚く、動きはギクシャク…。これではドラバスとは言えない…!!(だが、実はこのファミコン版、完全移植がムリなのは開発陣営も承知していたらしく、別物でありながら、しっかりとしたARPGとして仕上がっていたのだ。いまだに根強いファンも多い。おかげで近年になってようやく再評価させていただきました。)

ドラバス、移植受難時代の幕開けである…。

結論から言うと完全移植と言われるものが形となるのはそれから9年の月日が流れた1993年、X68000版で初めて実現される。

それまで数々の移植があったのだが、どれも完全再現とは言えなかったのだ。

MSX2版はファミコン版のアレンジ移植であり、論外。X1版はやはり本体のスペック不足から完全移植にはほど遠い存在。エニックスから発売された8801版は、アクションが苦手な機種にしては頑張っていたが、それでも別物(動きのアルゴリズム等も最低…とりあえず作りましたって感じ。文句なくワースト1)。

唯一、一番アケに近かったのがFM-77AV版、X1版と同じく電波新聞社製。X1版で試行錯誤したノウハウが詰まってる。グラフィックは及第点(満点ではない)。サウンドはまぁまぁ。だが、悲しいかなスピード(動き)が「もう少し頑張りましょう」なのだ。ドラバスのキビキビした動きを表現するには、やはり相当のスペックが必要なのだ。

スプライト機能のもっていないパソコンなら困難でも、PCエンジンやメガドライブなら完全移植も可能だったはずだ。だが当時はレトロゲーなんて誰も見向きもしない時代。半年前のゲームだと「ダセー」と言われる時代だったのだ…そんなこんなで移植してくれるといえば、電波新聞社のPCゲームチームくらいしかなかったのだ。ああ、ドラバス受難。

そして登場する悲劇の移植作、PC9801版ドラゴンバスター。この作品が言ってみれば電波新聞社、ドラバスノウハウの「裏」集大成なのかもしれない。なんとこの「ドラゴンバスター」、これまでの数々の移植作で再現されつくされていなかったスピード、動き、キャラのキビキビさをほぼ満点に近い形で再現しているのだ!これには驚いた…。だがしかーし、難点が、とてつもなく大きい難点がこの作品には2つ存在しているのだ。

1つは動きを重視した結果、グラフィックを犠牲にした、という点。これは一目瞭然、画面の色数、ドットが荒い。とはいえ、完全に仕事用パソコンでドラゴンバスターを作ってのけてしまったのだから、コレは十二分に許容範囲。問題はもう一つの難点のほうである。

2つめ。なんとこの作品、搭載CPUを選ぶのである。V30限定ゲームなのだ。ちょwwwww俺286なのに買っちゃったよwwwこのゲームV30以外の機種で遊ぶとゲームが途中で止まるのだ。…そりゃーねーぜおっかさん。電波新聞社にハガキ書いておくったら回答がきて驚愕したもの…。

マジでPC9801Uとか買おうかと悩んだよ…。そんな訳でゲームが止まるまでに急いで遊ぶと2面の前半くらいまでは進めるから、そこばっかりやってたわ…うはw俺って気の毒www

…そして来たるべき完全移植版ドラゴンバスター。

1993年。X68KビデオゲームアンソロジーのVol.7として発売されるのであった。

これはアーケード版を、凌駕するぐらいの凄まじい移植作だった。まさしく電波新聞社PCゲームチーム(るつぼ)の集大成。「どうだ!機種のスペックさえ足りてればコレだけのモンがつくれんだぜ?」って主張が聞こえてくるようだった。グラフィック、サウンド、動き、どれもパーフェクト!いや、処理落ちの解消や、8方向キーへの対応を考えるとゲームセンターのオリジナル以上かもしれない。

…すばらしい移植作品をありがとう、電波新聞社、るつぼチーム!!

この時、私の小学校時代から続いた一つの青春に決着がついたと言っても過言ではない。

その後、PS版のナムコミュージアムvol.2にも収録されたが、音楽を圧縮PCMにしたせいか(?)音楽が鳴るたびに読み込むというテンポの悪さでクソ移植認定されたが、それ以降の移植作品は問題なしだ。といっても調べたらWindows版とPSP版くらいでつか…。つくづく不遇だな…。

エミュレータ技術の発展により、レトロゲームパックなるタイトルも数々がリリースされ、手軽にゲームセンターの興奮がそのまま家庭で楽しめるようになったのだ。

現代ではかつてのゲーセン小僧共だったおっさん連中を、ピンコ立ちにしているのだった。

 

 

オマケ

ゼビウスは芸術だ。いや…マジで。

Snap007

攻撃方法は対空攻撃ザッパーと地上攻撃のブラスターだけ。

…あぁ地味さ、地味でなにが悪い。ゼビウスの魅力とはそんなもんじゃないのだ。

神秘的なグラフィック、洗練されたテクノBGM、イカスSE、美しいキャラパターン、これら全てが織り成す芸術なのだ。

Snap008 芸術作品をみて「古臭い」という評価を下す者がいるだろうか?いやいない。

ゼビウスは作品の中に参加(プレイ)できる芸術です。

ゼビウスはモナリザで、源平討魔伝はゲルニカだと俺は信じて疑わない。

 

こんな素敵な作品郡を遊べるナムコミュージアムvol.2。懐かしさに触れてみませんか?

PSP版ナムコミュージアムvol.2

使用した画像は海外版ですが、今購入するなら国内版かとw

収録作品はキング&バルーン、ボスコニアン、ゼビウス、マッピー、ドルアーガの塔、グロブダー、ドラゴンバスター、ディグダグII、モトス、ローリングサンダー、ドラゴンスピリット!

未経験の新人ゲーマーも歓迎w

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