« ロシア関連と亀田兄弟のクソ虫 | トップページ | え!「死霊のはらわた」(原題Evil Dead)の最新作が!? »

2006年8月22日 (火)

レトロゲームスーパースター列伝2

第1回で終わりかと思われたこのシリーズ。第2回は「ソーサリアン」です。Ds51

ソーサリアンと言っても、木屋善夫氏による「ドランゴンスレイヤー」シリーズ(同氏による作品がドラスレシリーズとして知られています)に触れることが不可欠であるため、順を追って語っていかなくてはなりません。

まずは1作目、「ドラゴンスレイヤー」。ロールプレイングゲームという名称が、まだ国内で定着していない頃の作品ですな。Ds1

俺はコレを最初にMSX版で購入した。発売メーカーは「スクウェア」ww。このころスクウェアは他メーカーの移植もチョイチョイやってた零細メーカーだったのだ!!うはww。シックでオシャレなパッケージがマイコン少年(死語)の想像力をかきたてテンションを上げまくりなのは言うまでもない.。

ドラゴンスレイヤー、このタイトルの副題は「 前代未聞麻薬的爽快遊戯」でした。実際、この言葉とおり麻薬のような魅力があった。プレイヤーが育っていき、より強い敵と対等に渡り合っていく快感がこの作品には確かに存在した。そういったロールプレイングというジャンルが確立されていく時代だったのだ!

とはいえ、本作では主役が強くなり、ドラゴンを倒すという単純極まりないものだったが、先駆けとしては十二分であった。

そして次回作である、ドラゴンスレイヤーⅡ「XANADU」。Ds2 この作品は、今だに強烈な信者を搬出している神的作品。限られたメモリーの中で産み出された名作の中でも伝説の一本だ。この作品、なんといってもウリが腐るほどあったのだ。いくつかを紹介してみよう。ウリのその1、「装備によって主役のグラフィックが変化する!」、オイ、そこの小僧!なに笑ってやがるっ!当時の制約されたメモリーの中でコレを実現することがどれだけ難しい事か、わかってんのか!!槍を装備すればそのように、斧を装備すればそのように、半身鎧を装備すればそのように、全身鎧を装備すればそのようにグラフィックで表現されていたのだ。そんなことが当時の広告での重要なウリとなってしまうようなステキな時代だったのだ。Ds22 クリエイターやユーザーの想像力より、ハードが劣る時代だったのだ!!!!あはは、今とは逆だねww。ウリのその2デカキャラ。ボスはデカキャラだったのだ。「当たり前だ!」だと~?テメーバケツもって廊下に立ってろ!!当時ボスがデカキャラなんて概念は夢のまた夢だったんだよ。大体「デカキャラ?それなに?」って時代だったんだからっ!!!

ハイ、その3。パズル的な要素。強くなれば強くなっただけ、有利。ってのが近年のゲームの概念でしょ?ところが今作じゃ通用しねーwww。だってレベルが上がれば上がるだけ、食料の消費量が増えるから、お金が足りないとすぐに飢え死にしてしまうのだ。敵が無限にわいてこないから、序盤は金欠でヒーヒー言うことになるのだ。レベルを上げるのも状況を見極めなければそこで詰まることに。何も考えずに進めてたら。絶ぇ対、解けないww

ツレのK君なんてなー、「ちくしょう!ザナドゥすげぇよ!」って感銘して、ファザナドゥが出るって理由だけでファミコン買っちゃったんだぞ!!すげぇだろ?スゴクね-----------!!!買ってハド損!Kくん結婚オメデト!!

と、ここまでで解るとおり、「ドラゴンスレイヤー」シリーズはパソコンでリリースされる作品であるにもかかわらず、時代を先行するRPGのリーダー的存在だったのだ!いやマジで!!ホントですおw。

このころは、ゲームが1年どころか、半年毎に発展していく時代だったのだっ!!その中でも引率役が、ファルコムのゲームだったのだ!!(今の小僧どもにゃ想像もできないだろww)クリエイター達は1ドットでも大きいキャラを書くことに注力する等、少しでも速いコードを書くことに命をかけてた時代。ユーザー、クリエイターの想像力を実現するために限られたメモリー内での静かな闘いだった!そのせいか、同じハードでも時間とともにリリースされる作品のクオリティはグングン向上した。素人目にも明らかに技術の進歩を感じるコトができたのだ!

そして業界の注目を集める中、ドラゴンスレイヤー第3弾のリリース「ロマンシア」だ。Ds31

ザナドゥと違って、フルカラー横スクロールマップが売りでした。この作品には登場人物の息吹がある、苦悩がある、物語がある。…ただあまりに難解な解法が、プレイヤーたちを遠ざけてしまったという失敗も存在する。Ds32

技術はまさしく日進月歩であったにも関わらず、この頃早解きがマイコン少年のステータスであったという理由から、クリエイタ達も解くことが困難な作品を作ることが、また皮肉にも、ステータスとなっていた時代なのだ。今作に関わらず同時期には内容が理不尽な「解いた事が自慢になる」作品が多い。(この流れは同社作品である「イース」によって打ち破られる運命にあるのだが、それはまた別のお話)。

そして、間をおかずしてリリースされるドラゴンスレイヤー4、「ドラスレファミリー」。俺は、まともにプレイしてないのだが、ファミコンにてナムコを媒体としてリリースされしまう当たり、業界でもファルコムの立ち位置を想像してもらえるだろうか。

そして満を持して登場する1987年「ドラゴンスレイヤーV、ソーサリアン」っ!!!

この作品では「世界」を構築することに、最も着眼点を置いているのだ。Ds52いわゆるファンタジー世界というものを、カンペキに作り上げようとする、スタッフの執念の結晶なのだ。

今作、「ソーサリアン」ではプレイヤーは、キャラクターを作成して、用意された「シナリオ」を選択して育てていくことになる。特別なモノ以外は、全てのシナリオが最初から選択可能だ。これはあまりにも画期的なシステムだった。シナリオにはレベルが存在して、キャラクター、パーティのレベルに応じて、適したシナリオを選択していくのが効率のよい育て方だった。

Ds53 これまでの作品と違って、「シナリオ」には物語りがある、世界観がある。最大4人パーティーを操作すること、七星の組み合わせによる120の魔法、数多くの職業、それに寿命。人がいて神々が存在する世界。さらにはシナリオが独立していることにより、後から追加シナリオがリリースされ世界は無限に広がっていくのだ(実際、メーカーにより3本の追加シナリオが発売された。他のメーカーからも多数ね)。ここで作成されるプレイヤーの分身でもあるキャラクターたちには、それぞれの物語が存在し(脳内)、人生があった。このシステムは現代においても、なかなかみられません。つーか真似しにくいっす。

最初にログインで記事をみて、クリスマスを過ぎた頃にリリースされると知った時の興奮は忘れられない。「なんだ、このバケモノゲームは!ついに世界が発売されるのかっ!!」そう思ったものだ。

…はっきり言って今作は神です。ユーザーにあたえられた想像力の部分と、当時の技術の最先端を感じることができるんですもの。日本ファルコムの最後の挑戦作ともいえる。これだけ画期的な内容であったのだから。

ここで技術の最先端、業界のリーダーとしての「ドラスレシリーズ」は終焉をとげる。

なぜなら次回作ドラゴンスレイヤー6「英雄伝説」は丁寧に作られたドラクエ(まがい)だったからDs61 「い…いまさらドラクエ~?いや面白いケドさ…ドラスレシリーズとしての面子とかねーのかよ!!」、当時の俺はそう言ってガックリきたものだ。

…そう、なぜかこの時から日本ファルコムは業界のリーダーであることを自ら辞退したのだ。冒険を終えてしまったのだ。そのせいで、コンピュータゲーム黎明期をかけぬけた同期であるスクウェアに大きく水を開けられたしまった。…と同時に細々とやったおかげで現代も生き残ることができた。ある意味賢い選択でもあった。

ドラスレ6の流れである「英雄伝説シリーズ」は現代も続く人気シリーズであるし、ドラスレ7である「ロードモナーク」は評判のいい良作SLG。ドラスレ8が現代でもリメイクを切望されるPCエンジンの大型RPG「風の伝説ザナドゥ」だ。

どれも「挑戦」という意味では、無意味である作品であるものの、「娯楽」としては優れた良作だ。もっともザナドゥ、ソーサリアンという電撃を受けた古参ファンには物足りない作品だが…。

そして木屋氏のファルコム退職とともに「ドラスレシリーズ」は静かに、人知れず終焉を迎える。さよなら、俺の青春…。

何年かたち、ソーサリアンはリメイクをされているが、フォーエヴァーはキツい。適当な移植だった。ツボをまったく抑えていない。シナリオも少ないし。まさしくフォーエバー(永遠)に葬るつもりかっ!と嘆いたもんだw。

でも後年、ソーサリアン・オリジナルとして原作を忠実に移植し、幻といわれたX1turbo版のBGMを採用した作品もリリースされたんで許してやるww。

ちなみに、最近出た「ザナドゥ・ネクスト限定版」には風の伝説ザナドゥのⅠ&Ⅱがオマケでついてくるという豪華っぷり。まだ在庫あるから興味があればどうぞ。

 

オマケ

当時、「ドラスレシリーズ」と双龍を成していたのがT&Eソフトの「ハイドライドシリーズ」だっ!!1

こちらもRPG黎明期の競合作として有名ですな。RPGの代名詞としては元祖かも。国内でねw

俺はとにかく2が好き!2 なーーんか惹かれるんだよねw。理不尽に高い装備を購入するためにグールと1週間戦いつづけるなんてコトもしたよ。装備ととのえても大して強くならないしww現代はT&Eソフトは存在せず(ディズニー関連のアプリを作成する会社に摂取されたんだっけ?)名古屋にある店舗もしばらく空きの状態。寂しいなぁ。4t5_1(今日前をとおりかかったら、不動産関係の会社が入ってた。店舗は多分そのまま。)

近年、復刻されてるんだけど、amazonではハイドライド関連のソフトは在庫切れ。店先でみつけたらソッコーゲットしてねw。

…とおもったらコチラに収録されてました。「蘇るPC-8801伝説」!!ハイドライド1~3のみならず、ブラックオニキス、ファイヤークリスタル、リグラスなんかも入ってる(゚Д゚)!ログイン世代には懐かしい記事満載です。ドラスレシリーズの歴史もあるよ。…おっと福袋までww当時のマイコン少年(死語)にとっては永久保存アイテムですよ。

|

« ロシア関連と亀田兄弟のクソ虫 | トップページ | え!「死霊のはらわた」(原題Evil Dead)の最新作が!? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/142602/3165626

この記事へのトラックバック一覧です: レトロゲームスーパースター列伝2:

» 我慢デキなくて…(*´д`*)ハァハァ [華絵]
最近の華絵は凄くエッチです♪コスプレしたり☆裸にエプロンしたりして(照笑)欲求不満なんでしょうか?悶々としちゃって…今日もまたシテしまいました(*´д`*)ハァハァ [続きを読む]

受信: 2006年8月31日 (木) 03時58分

» 共感してくれる人がいるって事 [優希]
ブログを始めて良かったと思う事は私と同じように悩んでる人、私と言う人間を知ろうとしてくれる人に本当にちっぽけで、何も出来ない私でも知ってもらえる価値がある、生きてる意味がある、そう思える瞬間がある事・・・・ [続きを読む]

受信: 2006年9月 2日 (土) 02時59分

« ロシア関連と亀田兄弟のクソ虫 | トップページ | え!「死霊のはらわた」(原題Evil Dead)の最新作が!? »